万葉集に登場する島
祝島は山口県の南端、上関町長島の西南西の周防灘に浮かぶ面積7.69k㎡の小島です。平地がほとんどなく急な斜面で海に接し、海岸部を除いて約1200万年前に噴出した安山岩からなっています。
古来行き交う船の航行の安全を守る「神霊の鎮まり給う島」として崇められてきた島で、祝島の名前は日本最古の歌集である「万葉集」にも登場します。
4年に1度、8月中旬から5日間にわたって行われる神舞神事は、千年以上も続く島の歴史を伝える行事です。神舞のある年は、島の人たちが総出で準備を行い、賑わいます。
島内には、石積みの練塀で囲まれた家が多くあり、その狭く入り組んだ路地とともに独特の情緒を醸し出しています。
また、不老長寿の仙果との言い伝えがある、コッコーと呼ばれる果実が自生しています。
桜の名所としても知られ、4月上旬から中旬にかけて、全島が山桜におおわれます。
基本情報
- 住所
- 〒742-1401 山口県熊毛郡上関町大字祝島
- お問い合わせ
- 上関町役場 祝島支所
- 電話番号
- 0820-66-2003
- アクセス
- ・柳井港から船約70分
(定期船「いわい」)
→ 室津港から船約40分
→ 上関港から船約35分
→ 四代港から船約15分 - ウェブサイト
- http://www.iwaishima.jp/http://www.iwaishima.jp/kanko/https://www.town.kaminoseki.lg.jp/離島航路.html