【山口県酒造巡り】周南市・はつもみぢで日本酒&スイーツを堪能♡車なしで楽しめる♪
今回は徳山駅から徒歩で行ける「はつもみぢ」の、酒蔵見学&試飲や、カフェメニューをご紹介します!
200年の歴史を誇る酒造「はつもみぢ」は、新幹線の停まるJR徳山駅から徒歩約9分と駅近でアクセス抜群。電車やバスなどの公共交通機関で行けるので、みんなでお酒が飲めちゃいます!併設された「HARADASAKABA」は角打ちで、ノンアルコールドリンクやスイーツも楽しめますよ!
(※この記事は2025年9月時点での情報です。)
- こいしさん

- 76pv

周南市の街中酒造「はつもみぢ」
皆さん、お酒は好きですか?
私は、大好きで〜〜す!!
旅行に行ったら現地の酒屋さんに寄ってみたり、酒蔵見学をしたり、地酒を試飲したりするのも楽しいですよね〜。
ただ、そうなると、一つ残念な点が…
ドライバーが飲めない!!!
だから、なかなか「酒蔵、行きたいよね!」て気軽に言えない。
だって…私飲みたいし…。
私は飲むからドライバーして!なんて厚かましいことも言えるわけない。笑
でも、山口県周南市の酒造「はつもみぢ」なら、ドライバーいらずで、みんなで酒蔵見学も試飲も楽しめてしまうんです。
なぜなら、徳山駅から徒歩で行けてしまうから!
酒蔵って、ちょっと人里離れた場所や、山の中にあるっていうイメージがありませんか?
ここ、はつもみぢはその点で珍しく、駅が近いし周囲には飲食店があるような立地なのです。
併設されている角打ちスタイルの「HARADASAKABA」では、お酒はもちろん日本酒や酒粕を使ったドリンクやスイーツも!
ノンアルコールドリンクもあるので、お酒が飲める人も飲めない人も、みんなで楽しめますよ!
常にフレッシュなお酒を届けられる「四季醸造」の酒造り
まず、お伺いして感じたのは、想像よりもコンパクトな酒蔵だということ。
その規模感もあってか、ここでは「四季醸造」というスタイルを取り入れ、年間を通して少量ずつお酒を造っているのだそう。
常にフレッシュな状態で仕上げられるのが、このスタイルならではの良さなのだと知りました。
はつもみぢの酒蔵見学に参加してみた

はつもみぢでは、3日前までに予約をすれば、水〜土の13:00-16:00までの時間帯で酒造見学が可能です。(所要時間40~60分)
個人でも団体でも見学ができ、3種のお酒の飲み比べセットがついて、2000円。
手ぶら参加できますが、注意点は納豆や乳酸菌を食べて来ないこと!
麹菌に別の菌が混ざってしまうのを避けるため、とのことでした。

酒造見学は、はつもみぢの歴史を知るところからスタート。
なんと200年の歴史があり、周南市では最も古い会社の一つなのだそう!

入ってすぐの場所には、完成したお酒を保管している場所があり、完成したお酒にラベルを貼っているところでした。
ラベルは全て手作業で貼っているそうです。
ここから先は靴をスリッパに履き替え、帽子を被ってから見学します!

こちらは、蒸したお米を冷ましているところ。
日本酒はお米からできている、という知識はありましたが、実際にこうやってお米を扱っているところを見ると、知識として知ってはいてもなんだか不思議な気持ちになりました。
お米を発酵させているのは、冷蔵の貯蔵庫。
こちらでは、ふんわりと甘い香りを感じることができました!
発酵中のものを見せてもらったところ…

ワッ!!ポコポコしてる!!!なんかかわいい!!!
ゆっくりと気泡がたつ様子を見ていると、なんだか愛着が湧いてきますね…!
かき混ぜながら、だいたい、20日〜30日ほど発酵させ、日本酒を完成させるのだそう。
酒蔵見学をさせていただいて感じたのが、働いているスタッフの女性の多さ!というかこの日、むしろ女性しかいない!
私のように酒造見学に来た女性が、女性が働いているのを見て、私も!と応募して来られる場合も多いのだそう。
男性的なイメージの強い「酒造り」ですが、はつもみぢの現場にはどこかあたたかく、きめ細やかな空気が流れており、女性ならではの感性が生かされていると感じました。

■はつもみぢ 街の酒蔵見学
※3日前までの要予約
開催日:水曜日~土曜日
開催時間:13:00~17:00
所要時間:40分~60分程度
見学料金:2000円(三種飲み比べセット付)
電話番号:0834-21-0075
お酒を飲む人も飲まない人も楽しめるHARADASAKABA
酒造見学の後は、併設されている「HARADASAKABA」にて日本酒とスイーツをいただきました。
私が選んだのは、日本酒サーバーから搾りたての日本酒が飲める「ケグドラフト」!
飲食店や居酒屋に行くと、まずは一杯目に「とりあえず、ビールで!」が定番の私ですが、「とりあえず、日本酒!」は初体験。

キリッとよく冷えた日本酒が、グラスに注がれていきます。
まずは一口…

う、うんま〜!!!!
まったりと楽しむ日本酒とはまた違う、ガツンと爽快な美味しさ!!!
上品なのに、喉越しもよい。

美味しすぎて、思わずいろんな角度から撮影したくなります。
今後は「とりあえず日本酒で!」って言ってみようかな!?
そんな気持ちになるほど、このケグドラフト、格別でした…。
こちら、山口県オリジナルの酒造好適米「西都の雫」を使った「原田」青ボトルの搾りたてなんだそうですが、やっぱり搾りたてとボトルとは、また味が全然違うとのこと。

搾りたてはお店でしか味わうことができないので、この美味しさをぜひHARADASAKABAで体感して欲しいです!

さて、スイーツは、抹茶ティラミスをいただきました。
抹茶ティラミスには、お酒がスポンジにしっかり浸された「酔い升ティラミス」と、日本酒をシロップにしたアルコール控えめの「香り枡ティラミス」の2種類があるのですが、私は後者にしてみました。

鮮やかな緑と、枡に入ったビジュアルが印象的です。
美味しいっ!
ティラミスというとどっしり甘いイメージですが、こちらは日本酒の優しい甘みがちょうど良く、最後までずっと美味しく食べられます。
この抹茶がとても美味しいのですが、こちらは周南市の田原清香園さんとコラボ開発したメニューなんだそう。
この抹茶ティラミス以外のスイーツも、地場企業とコラボして制作しているのだそう。
夏には日本酒を使ったかき氷が楽しめたりと、季節やタイミングによっても新しいコラボスイーツに出会えるかもしれません!
スイーツと日本酒の組み合わせは初体験でしたが、抹茶の品の良い苦味が、日本酒ともよく合うことに驚きました!

他に個人的に気になったのは、甘酒を使ったノンアルコールドリンク!!

今回はせっかくなのでお酒をいただきましたが、お酒を飲めない日などカフェ利用の際にはぜひ飲んでみたいと思いました!!
■HARADASAKABA
定休日:日、祝
営業時間:13:00〜19:00
駐車場:店の隣に5台ほどスペース有
電車に乗って、街中酒造を楽しんで!

駅近でアクセスしやすい、街中酒造「はつもみぢ」。
実際に作っているところを見た後に飲む日本酒は、いつもより一層美味しく感じました!
角打ちでしか味わえない搾りたてのお酒や、日本酒スイーツで新しい日本酒の魅力にも出会えます。
ぜひ電車に乗って、足を運んでみてくださいね!
Column
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