8月28日に、陶の八雲神社(荒神社)の神事として境内で舞われる踊り。
八雲神社に所蔵されている「当屋名寄帳」によると、およそ400年以上前から、念仏踊りとして行われていたことが分かります。
この踊りは、馬の病難除けを祈るための舞いで、踊り子が御幣を下げた竹の輪を腰に着けて踊るので、「腰輪踊り」と呼ばれ、午の年にだけ踊られていたという記録もあります。
腰輪踊りは、県内各地で、「念仏踊り」、「楽踊り」、「カンコ踊り」、「なむおーぜん」などと言われるものが踊られているが、陶のものは、他のものと比べて、動作が小さく、単調な踊り方が特色となっています。
基本情報
- 住所
- 〒754-0891 山口県山口市陶2856(八雲神社)
- お問い合わせ
- 腰輪踊保存会
- アクセス
- ・JR山陽本線「四辻駅」から車10分
・中国自動車道小郡ICから車20分
・山陽自動車道山口南ICから車10分