平家伝説が残る清流の地
昔から鮎など淡水魚の大物が捕れたことから名付けられた「大魚渓」。
これも、天然鮎がすみ、ダムのない一級河川としてはもう数少なくなってきた清流「高津川(たかつがわ)」の清き流れがあるからこそ。
また、平家伝説が多く残っている地でもあり、大魚渓のある左鐙地区の地名は、壇の浦の戦いで破れた平家の武者がこの地で馬につけた左の鐙(あぶみ)を胡瓜の生け垣に引っかけ、落としたという由来があります。
この他にも、夜襲にあった「夜打ち原」、軍議した「集議谷」、源氏の旗印と間違えた鷺を追い返した「鷺ガ廻り」など多数の地名があります。
カシの原生林とアカ松の群生、春は岸つつじ、夏は涼を誘う清流、また秋紅葉と、ふと車を止めてみたくなる景観です。
基本情報
- 住所
- 島根県鹿足郡津和野町左鐙国道187号線「大魚トンネル」付近
- お問い合わせ
- 津和野町商工観光課
- 電話番号
- 0856-72-0652
- アクセス
- ・JR日原駅から車10分