西堂寺本堂は、湧出山西堂寺と称し、宗派は曹洞宗、本尊は薬師如来、応永年間に創建されました。
この寺の境内にある六角堂の地蔵尊は、小川の里、鍋山長者の娘の化身であると言い伝えられています。
応永2年(1395)小川の里、鍋山長者の一人娘が許されぬ恋に悲しみ、二里余りの道を歩いて江崎の磯辺にたどりつき、自ら海中に身を投じました。人々は、漁網を沈め探し続けたところ、幾日かたって木像が網に入ってあげられました。
木像の姿が赤ん坊を抱いているように思えた長者の妻は、この木像を娘の化身とし、尼になって浮島に小さな御堂を建て、木像を安置し、生涯娘の菩提を弔ったといわれています。
この地蔵尊は「子育て地蔵」と称せられ、8月24日の地蔵祭りは、古くから北浦を代表する祭りの一つとしてにぎわいをみせています。8月25日には花火大会を開催します。
*2024年は中止となりました
基本情報
- 開催期間
- 2024年 開催中止
- 開催場所
- 西堂寺
- 住所
- 〒759-3113 山口県萩市江崎1281
- お問い合わせ
- 萩市田万川総合事務所産業振興部門
- 電話番号
- 08387-2-0300
- FAX番号
- 08387-2-0303
- アクセス
- ・JR山陰本線江崎駅から徒歩25分
- ウェブサイト
- https://www.hagishi.com/search/detail.php?d=1100206