観光列車「SLやまぐち号&○○のはなし」+バスで行く1泊2日萩・津和野歴史散策

- 山口県エリアマップ
- 所要時間
- 1泊2日
- 主な交通手段
- 鉄道+定期運行バス
車がなくても安心!
観光列車とバスで行く萩・津和野の歴史散策へ
新下関駅または下関駅
ランチ ○○のはなし 車内弁当
期間によって異なる弁当がお楽しみ頂けます。【要事前予約】
・夢のはなし弁当
・みすゞのふるさと弁当
○○のはなし 東萩駅 12:52着
観光に便利な萩循環まぁーるバスを利用
松下村塾
日本の近代化を担った多くの人材の学び舎
吉田松陰が主宰した私塾「松下村塾」。世界遺産にも登録されています。松陰の叔父、玉木文之進が自宅で私塾を開いたのが始まりで、幕末には高杉晋作、伊藤博文、山県有朋など日本の近代化に重要な役割を果たした名だたる人材を輩出しました。
松陰は、階級や身分に関係なく塾生を受け入れました。
「学は人たる所以を学ぶなり。塾係くるに村名を以てす。(学問とは、人間はいかにあるべきか、いかに生きるべきかを学ぶことである。これを学ぶ塾の名前に村名をあてた)」と『松下村塾記』に記し、知識を得るだけの学問ではなく、志ある人材を育成しようとしました。教え子たちの長所を伸ばし、講義より討論を重視した松下村塾で学んだ塾生たちが、後に明治維新を担う志士として活躍したのです。
現在、松下村塾は松陰神社の敷地内にあり外観のみ見学自由です。幕末当時に建てられた建物が現存しており、当時と同じ位置にあります。室内には松陰の人物像や、ここに通っていた人物、松陰と関わりのあった人物の写真が展示されています。
当時に思いを馳せながら、幕末ゆかりの松下村塾を見学してみてください。
萩城下町
幕末志士ゆかりの城下町にタイムスリップ
分厚い白壁の重厚な武家屋敷、夏みかんが顔を出す土塀や鍵曲など、かつて城下町として栄えた町並みが色濃く残る萩城下町。高杉晋作や木戸孝允など幕末から明治維新に活躍した偉人の生家が現存し、その足跡をたどることもできる見どころ豊富な城下町です。町筋は碁盤目状に区画され、古民家カフェや雑貨屋、史跡などが点在。散策の楽しい町になっています。
着物をレンタルして町を歩けば、まるで江戸時代にタイムスリップしたような気持ちに。萩の街をもっと詳しく知りたければ、ガイドウォークやガイド付き人力車のコースもあります。また、レンタサイクル、シェアサイクル、レンタル原付のほか、電動キックボードなどもあり、アクティブに楽しめそう!
「明治日本の産業革命遺産」の構成要素の一つとして世界遺産にも登録されている町並みで、あなただけのお気に入りのスポットを探して散策してみてください。
萩城跡指月公園
指月山から萩の町を見守る城跡
1604年(慶長9年)、関ケ原の戦いに敗れた毛利輝元は、指月山に萩城を築城しました。萩城は、江戸時代には珍しく周囲を石垣と土塀で囲った本格的な山城で、指月山に築城されたことから「指月城」とも呼ばれていました。
1874年(明治7年)に解体されてしまいましたが、敷地内には城ファン必見の石切り場の跡や志都岐山神社、花江茶亭などが残り、当時の様子をうかがい知ることができます。2015年には、城下町と一緒に世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成遺産に登録されました。
また、桜の名所としても有名で、華やかな着物を着た人々と舞い散る桜のコラボレーションは萩の春の風物詩となっています。
防長交通バスにて津和野へ
津和野駅
ランチ~津和野駅周辺~
SL転車台見学
12:58に津和野駅に到着するSLやまぐち号。到着後、水や石炭の補給作業のため転車台を使用します。SLファンに人気のシャッタースポットです!
SLやまぐち号 津和野駅15:45発
津和野駅から新山口駅間を煙をはきながら力強く走る蒸気機関車。
ひと昔前にタイムスリップしたような客車、独特の変則的な揺れや煤(すす)の匂い、美しい沿線の風景が鉄道の旅を盛りあげてくれます。
グリーン車には窓が大きい展望室と、外に出られる展望デッキがあり大変人気となっております。風を感じながら見る景色も最高ですが、トンネルに入るときには煤(すす)で真っ黒にならないようにご注意ください。
住民や観光客の方が手を振ってくれる様子を車窓からな眺めながら、人の温かさを感じる鉄道旅の魅力をご堪能ください。